新潟日報カルチャースクール水彩画講座に通って10年近くなりますが、講師も西村満先生から鈴木晃先生に変って1年半、教室でスケッチブックに絵を描いてるところの似顔絵を戴きました。

似てますか?ここ1年で体重4㎏ふえましたから確かに顔がふっくらしました。
先生の専門は版画ですが、芸大油絵課卒、高等学校美術教師をしながら様々な分野の作家活動をしておられます。似顔絵も時々描き、週間朝日に投稿、掲載されてます。
今年の第76回新潟県美術展覧会は、昨年コロナ感染防止で中止となりましたが新潟会場は朱鷺メッセを皮切りに2年ぶり開催されました。
結果は入選ですが、県内5会場の中佐渡を除く長岡、上越、十日町の巡回展にも回り各地の皆様からも見ていただけました。作品の不思議な樹(スモークツリー)は、GARDEN四季にあり高さ2m強でありますが、私の最も好きな樹の一つです。不思議と題したのは6月に咲く花がフワッとした煙のような形です。そして葉は春の芽出しがワイン色、夏には緑に変り、秋は葉真っ赤に紅葉します。一般に花期の見頃は1週間から10日間くらいですから、カラーリーフは長期に楽しめます。果たして絵にそんな魅力まで出せてるか?と言えば稚拙で分かりませんが、そこは作者の自分だけの世界とお許し下さい。
近頃はボタニカルアートという訳でないですが、歳で植物に惹かれる事が多く、緑の作品が多くなりました。
半年ぶりの更新アップです。公募展に応募して10年近くなりましたが、コロナで県展が中止になったり、アークベル県民アマチュア絵画展が1月開催から4月開催となったりで大型作品制作ペースの影響があったりで、ご無沙汰しました。
印象派絵画ファンにとって、最も行きたい美術館。パリセーヌ川を挟んで建つオルセ―とオランジュリー美術館を冬訪れる機会があり描きました。
オルセーは、昔、仏南西部方面への駅舎兼ホテルだった建物を保存運動から1986年に美術館として改造設計されたそうで印象派作品が最も揃った美術館です。
オランジュリーは、テュイルリー公園内で元宮殿のオレンジ温室をモネの『睡蓮』連作収蔵のため1927年に美術館として整備されたそうです。両作品に遠近感を出したい事もあって自分を入れました。
お客様から「北海道には宿根草を中心にした広大な花畑ガーデンがいくつもある!」と聞き、新潟から日本海の船旅・バス旅で出かけました。
旭川から富良野・帯広・十勝にかけての9ヶ所からなる北海道ガーデン街道です。
アパレルの仕事に就いていた女性が地下鉄の海外研修プログラム広告で知り、イギリス留学経験で地元旭川に帰って始めた上野ファーム。数年後富良野プリンスホテルのゴルフ場をTVドラマ『風のガーデン』の舞台として庭づくりに参画。ドラマのヒットと共にガーデニングブーム。
また、帯広では、60歳前にご主人をなくし長女に励まされ5年後に花畑づくりを始め2021年94歳で亡くなるまで紫竹ガーデンを育て続けた紫竹昭世さんの花畑では、スタッフの手入れしている光景に惹かれ水彩画にしました。
1年でわずか6カ月もあるかないかの厳しい地の見事な草花は本州で現在人気の雑木を中心とした武蔵野風情の庭とは違った魅力がありました。
少年時代、旅行なんて滅多にできなかった思い出の地を今旅し、絵にしました。
小学生時代、「避暑地として古くから外国人が滞在した」と聞いた野尻湖、そして隣接の高級リゾートホテルの赤倉観光ホテルは、今でもホテル敷地内に滞在するだけでも充分癒される美しい景色を眺望できる施設でした。
高校時代に日本の民間初の美術館、倉敷の大原美術館を修学旅行で訪れ、ヨーロッパの巨匠と言われる画家の絵を初めて目にし、岡山の後楽園は初めて見る大きな公園でした。
江戸時代にできた金沢の兼六園、水戸の偕楽園と共に日本三大公園の一つと聞いた光景はサラリーマンを経て還暦で創業した今、改めて仕事・趣味に通じる体験だったと感じています。
GARDEN四季のシーンや季節を描写してきましたが、今回はその植物をズームアップした絵を紹介させて戴きます。いずれも展覧会出品作で30~50号の大作です。
新潟県美術展覧会は毎年新潟市朱鷺メッセを会場にスタートし、長岡・上越市の他県内計5会場に巡回いたします。2016年から連続入選してますが初めて巡回展に展示されたのが次の作品です。入選者の多い新潟市出品者は巡回展には会場面積の関係で入賞作と巡回先入選者優先の展示で絞られますので中々展示されませんでした。